vol.12_課題や問題は因数分解する。【見える化】1442

vol.12_課題や問題は因数分解する。【見える化】1442

会社経営していると、良いときも悪い時も課題は常にあります。

皆さんも仕事をしていると、課題はいつでもあると思います。

でも、なぜ自分にはこんなに課題があるのだろう、とは思はないでくださいね。

課題がある時に、人は頭の中でどうしようこうしようと考えるんですが、頭の中で考えているだけだと、どうしたらいいか見えてこないことが多いんです。

ですから、課題・問題があったら必ず紙に、書き出してみて欲しいのです。

一番いいのは、付箋を使って書き出すんです。

この課題の原因は何だろう、なぜ自分はこう感じるんだろう、この課題・問題に対して自分はどんな手が打てるのだろう、と言うことを、大きい部分から細かい部分まで、考えられることをとにかく、書き出してみるんです。

書き出してたら、壁でも机でもいいので貼ってみて、俯瞰して見るんです。

そうして見る中で、重要事項やセンターピンを見抜いて欲しいんですね。

センターピンと言うのは、ボーリングで並んでいる一番手前の真ん中のピンのことで、ここを狙って倒すと、残りのピンが倒れて、ストライクを狙えるんです。

課題や問題についても、センターピンを狙うことで、一気に片付くことがあります。

付箋に書き出すと、なるほどここの部分だなと、客観的に見ることができますので、書き出した付箋を見て、この課題を解決するにはどうしたらいいか、そのポイント、センターピンを見つけて、解決に当たって見る習慣を身につけてみてください。

悩みも一緒です。書き出してみると大したことではないことに気づいたり、悩みの解決ポイントが分かったりします。

そしたら、そこに着手してみればいいことですから、頭の中だけで解決しようとすると、悩みも課題も複雑化していきます。

目の前で付箋に書き出してみて、客観的にみて、何をどうしたらいいかシンプルに見るようにして動いてみてください。

そして、最終的には実際に動いてみないことには、悩みも課題も変わりません。

1週間、頭の中で悩むのではなくて、書き出して客観的にみて、すぐに行動してみてください。

私の経験上、その方がいい結果が出ることが多いので、皆さんもぜひやってみてください。

はい、今日も頑張っていきましょう。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。