vol.13_失敗から学ぶ。【失敗①】0683

vol.13_失敗から学ぶ。【失敗①】0683

今日のテーマは『失敗から学ぶ』という話をしたいと思います。

初めてのことは、うまくいかないことが多いと思いますが、チャレンジ、挑戦した先には、失敗ではなく、成功か成長しかありません。

なぜかと言うと、失敗したということは、成功に一歩、近づいたということですから、成長なんです。

一番やってはいけないことは何かというと、何もしない、という選択をすることなんです。

意思決定をしないということが、一番よくないことなんです。

社員の皆さんにもわかって欲しいのは、意思決定をしないことより、失敗をすることは、ずっと大切だということ何です。

皆さんも、この1年振り返って、大小合わせて、もし失敗が思い当たらなければ、もしかすると、行動してないということですから、2023年は、意思決定と決断の連続をして、成功か成長を手に入れながら、一人当たりの生産性を向上させられるようになって欲しいと思います。

もうひとつ、社員の皆さんに覚えておいて欲しい大切なことは、現場で失敗の報告をしてきた人を、くどくど責めるようなことを、してはいけないということです。

誰かが失敗の報告をしてきた時に、私が心掛けていることは「そうか、失敗したんだね」と話を聞いて、もう一度同じようなことが起きたら、次はどうするか必ず訪ねるようにします。

そうすることで失敗した本人は「次はああする、こうする」と話をしますので、失敗したから気づけてよかったということなんです。

失敗を隠すような社員を育てているのは、社長である私の責任だと思ってます。

失敗や悪い報告を隠してはいけない、と言うことです。

失敗を報告してきたのに、くどくどと責めるようなことを言うと、ただでさえイヤな思いをしているので、次からは失敗を報告して来なくなるんです。

そうではなくて、失敗したと言うことは、一歩成功に近づいたと言うことなので、失敗を責めても、過去と他人は変えられません。

そうであれば、前向きに、まずは報告してくれてありがとうと言うことで、失敗の内容をよく聞くようにします。

そして、次やるときはどうするかを、必ず本人の言葉で言わせるのです。

そうすることで、次はいい報告ができるように、頑張ろうと前向きになれるようにすることが大切です。

私は、皆さんの心にガソリンを注ぐことをしたいのであって、ガソリンを抜くようなことをしては、逆効果だと思っています。

相手に言っても変わらないことは、絶対に言わない。

皆さんも、相手の行動が変わるきっかけになるような言葉を伝えるようにしていきましょう。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。