vol.53_隙間時間の使い方。【移動時間②】0093

vol.53_隙間時間の使い方。【移動時間②】0093

1日1,440分の中で、誰にでも隙間時間や空き時間というのがあります。

そして、この隙間時間の使い方で未来に差がでます。

先日あるラジオでこんなことを聞きました。

「業績が横這い、あるいは成果が落ちている会社の社員の時間の使い方を見てみると、不思議と共通点があるというのです。それは、数年前の時間の使い方と現在の時間の使い方が、ほとんど同じなんだそうです。

そこでまずみなさんには、1日1,440分の時間を何に使っているか正しく把握してみてください。

これを1週間でいいので記録してみると、意外なことに気づくと思います。

ここで大切なことは「今は勤務時間だから仕事をしている時間」大きく把握するのではなくて、実際に何に時間を費やしているかを、細かく把握することが重要です。

私はかれこれ10年以上「マイスタッツ」というアプリを使って自分の時間の使い方を記録しています。

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なぜかというと資格試験の勉強時間を少しでも確保したかったからです。

そして、自分の時間の使い方を把握できたら、どんな隙間時間があるか確認してみてください。

例えば「仕事ができる人の心得」に移動時間、というのがありますので読みます。

『人に邪魔されずに勉強ができる時間です。活用の仕方で差がつく。ノートパソコンやiPadで計画を立てたり報告やスケジュールの見直しをする。歩いている時間は、スマートフォンでボイスメールを聴く』

とありますし、また

『どう使うかで成績に差が出る時間です。』

とも書いてあります。

(CCCメディアハウス 小山昇著『増補改訂版 仕事ができる人の心得』)

みなさんは、自宅から現場までの往復の移動時間に車の中で何をしているか、職場や現場に早く着いて業務を始めるまでの隙間時間に、何をしているかなどです。

移動時間はどこの会社でも誰にでも共通してあります。

この時間をいかに過ごすかっていうのが大切になってきます。

私の場合は車での移動中に、運転しながら電話をします。

電話というのは相手からの一方的なタイミングでかけてくるコミュニケーションツールなので、こちらが電話にでられない時、電話に出る準備ができていない時は、その時に私がやっていることを中断してまで私は電話にでません。

中断するとそれまでやっていた業務に復帰するまでに、軽く3分や5分使ってしまうので集中力が途切れてしまい、効率が悪いからです。

なので、スマホに溜まった不在着信履歴から、運転中に折り返しの電話をかけて、用事を済ませたりします。

また、車の運転中に限って「後であれやらなきゃ」とか「突然何かひらめいてメモ取りたい」ということが私はよくあります。

そんな時は、AppleWatchとiPhoneを「ベアー」というアプリで同期していて、AppleWatchに音声で話しかけてメモをとっています。

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あと外を歩いている時は、聞きたい情報をradikoプレミアムやポッドキャストで聞きながら歩いています。

ぜひ皆さんも1日1,440分の時間を何に使っているか正しく把握してみてから、隙間時間にできることを見直して時間を上手に活用してください。

はい、今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。