vol.133_成功はアート・失敗はサイエンス。【失敗②】0684

皆さん「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉を聞いたことあるでしょうか?

似た言葉に野球の野村監督が言っていた言葉で「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」って言葉があります。

 

成功には複数の要因が絡んでいます。

運とか縁、タイミング偶然などが絡み合ってうまくいったという経験が皆さんにもあるのではないでしょうか。

なので、これは多分皆さん理解できるんじゃないですかね。

自分の実力だけじゃなくて、成功する時は再現性があまり高くないということですね。

 

反対に、失敗はサイエンスって書いてある理由は、失敗には原因が必ずあるんです。

不思議と偶然に失敗することはまずないですから、失敗はなぜ失敗したかをサイエンス=科学として考えて分析することで、次に繋げることが重要です。

つまり、負けに不思議な負けなしと一緒で、偶然負けることはない、偶然失敗することはないということです。

 

ですから偶然うまくいった人、たまたま成功した人の話より、失敗した人の話の方が役に立つんです。

なぜなら、そこには再現性があるから。

それをしっかり「自分ごととして」聞いて実践することで、同じ失敗に落ちなくて済むようにできます。

 

結果として成功確率を上げることができるので、このような考え方が「成功はアート、失敗はサイエンス」の中に隠されています。

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という言葉でもいいかと思います。

 

重点方針のひとつ「真似る習慣」は、再現性が高いことをどんどん真似していって欲しいんです。

再現性があると言うことは、他の誰かが真似してやってみても、同じ成果が出せるということだからです。

 

ぜひ、そこの価値を理解してこれからも再現性が高い成功事例と失敗事例を、たくさん吸収して皆さんの成功確率を上げていきましょう。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。