vol.62_知行合一の社員になる。【できた】1102
今日のテーマは「知行合一」の社員になるって話をしていきたいと思います。
「知っている」と「できた」には大きな差があります。
知るって事は不思議なことなんです。これをまず理解してください。
どういうことかと言うと、皆さんは「知っていること」より「知らないこと」の方が圧倒的に多いです。
知ると脳が満たされますから、皆さんYouTubeを見たり、GoogleやInstagramで検索をしたりして、調べて知識が頭に入ると満足してしまうんです。
でも、実践的に動いていかないと何も変わらないですから、知った事は必ず実践・行動して「知っている」から「できた」にいくつ変えられるかで、結果というのは大きく変わっていきます。
何か新しい情報が皆さんの耳に入った時と言うのは、それはなぜ今このタイミングで自分にこの情報が入ってきたんだろうってことを気にするようにしてください。
先日イギリスの女性首相が短期間で退任してしまいましたので、次の首相に誰がなるのか、イギリスの将来が心配ですよね、皆さんいかがでしょうか?
心配ですか?全然心配じゃないですよね。
はい、何が言いたいかと言うと、世界中であらゆることが起こっていますが、知らないことがたくさんあります。
そのほんの1部分が私たちに、情報・知識として入ってきてるわけなんです。
こう考えると「知ったこと」というのは、今現在もしくは未来に、あなたにとって必要なことだけが情報として入ってくると思ってください。
もう一度います、今もしくは未来に必要なことだけが入ってきますから、それを知った状態のままにしておくと、将来うまくいかない大変な事が待っているってことなんです。
今もしくは未来に必要な事しか情報が入ってこないわけですから、そしたら「やってみる」、動いてみる、「知っているからきっとできるだろう」から「実際にできた」に一つ一つ変えていく。
ですから今日のタイトルの「知行合一」と言う部分をもう一度、皆さんにも知ってもらって、人生も仕事も実践の場ですから、知っただけでは何にも変わりません。
一つ一つ実際にやってみることで、確実に変わっていきますので、改めてその部分を再認識してください。
知ったことや教わったことをやる人はどれぐらいいるかというと、たったの4%なんです。
大切なのは「できた」「できない」ではないです。行動したこと、チャレンジしたことに価値がありますから、ぜひ行動した場合には、うまく行っても行かなくても報告してください。
最後に、江戸時代後期の日本の武士で教育者だった吉田松陰の言葉を紹介します。
「知は行(こう)のもとたり、行は知の実(じつ)たり。」
意味は、知識は行動、実践のもとであり、行動、実践は知識が実った結果である、ということです。
ぜひ、知行合一の社員になっていきましょう。
はい、今日の知行合一のススメは、以上です。