vol.85_環境整備が人を磨く。【×バツ】1258

環境整備の目的は『働く人のココロを整えるために、まず目に見えるモノを整える』ことを徹底していきます。

社員教育は環境整備を徹底するのが一番良いのです。

これをどこまで徹底できるかで、社内の雰囲気、社員のレベル向上並びに業績の質、内容、これら全てが変わっていきます。

この環境整備っていうのはやればやるほど会社が強くなる、やればやるほど社員が育つここが、大きなポイントの一つでもあります。

『仕事ができる人の心得』1258【バツ】にはこう書いてあります。

環境整備点検で、自分たちの気づきが足りないことを伝える。

床にゴミが落ちているから罰ではなく、落ちていることに気づけないから×自分の行動を変える気づきが大切です。

環境整備点検というのは、感性をチェックするんです。

社員の感性をチェックする。

汚れてるか汚れてないか、綺麗になってるか、綺麗になってないかをチェックするんじゃないんです。

そこに気付けたか気づけないかなんです。

人は気づいたことでしか変わりません。

環境整備だけじゃなく仕事、人の気持ち、優しさ、全てそういったものは、気づいたことしか変わらないんですね。

ということは、気づく環境をどれだけ社内に整えるか、これで人の成長が決まるといっても過言ではありません。

中小企業っていうのは、良い人材が採用できることはほとんどないありません。

例えば中途社員というのは、前の会社で何かしらの理由があって辞めたから中途市場に来てるわけです。

ですから一番優秀な社員というのは前の会社に残ってます。

中途市場には出てきません。

新入社員というのは経験がなさ過ぎて給料は一人前ですが、仕事は半人前です。

そういう人材を中小企業は育てるしかないんです。

環境整備っていうのはたったの毎日15分です。

これを徹底するだけでその社員を磨くことができるんです。

環境整備どこまで本気になれるかで人材の質も上がります。

環境整備で会社が変わります。

強くなります。

ぜひ、みなさんもこのことを再認識して真剣になって、気づきの感性を磨くことを徹底してください。

必ず会社は強く良くなります。

今日の知行合一のススメは以上です。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。