vol.87_実践が重要。【悩み】1186

以前にこんな話を聞いたことがあります。

将来、開業して経営者になり会社経営を上手くいくようになりたい。

だから、中小企業診断士とかMBAとか資格を取得したいんです、と言っていた人がいました。

でもこれは間違いなんですね。

資格を取ったら経営がうまくいくのであれば、もう全員取得しています。

仕事も同じで、資格ではなくて実践しなければ解決できない課題が山積みなんですね。

そもそも経営も仕事もうまくいかないものを、どれだけうまくいくように実践するかというゲームなんです。

ですから皆さんにお伝えしたいことは、うまくいかない、もしくは課題が山積みであれば、それで自分が社会人として能力がないとか、そうやって思う必要はありませんよってことです。

そもそもそこがスタート地点なんです。

ですからそこからいかに、どうやってこの課題解決をしていこうかってことが仕事の実践なんです。

実践していくのに一番難しいものは、そこに理論理屈じゃ解決できない、人の心があるからなんですね。

人の心っていうのは不安定です。

ですから、社長が決定したことが実行されない、そんなことが重なって難しく複雑に見えています。

幹部養成塾に行くと「戦略MG」という会社経営のボードゲームをやります。

このゲームでは社員やアルバイトの駒が社長の決定したこと以外のことを勝手にやったり、または命令を実行しないということは起きません。

「配置転換します」と言えば実行されますし、「販売します」と意思決定すればその通りに動きます。

それなのに経営というのは、計画通りには行かないし難しいのです。

だからこそ私たちは経営計画書を共通の道具として、環境整備をはじめとした方針を実行することによって、血の通う経営をして行きます。

決定したことが実行できる組織になっていれば、不安定さは解消されていきます。

社長が決定したことが実行される組織を作っていきます。

その上でどんどん決定の回数を増やしていきましょう。

社長も人間なので、間違えた決定もたくさんします。

間違えたらすぐに修正すればいいわけですから、これを数多く繰り返して結果が出していけばいいのです。

今日の知行合一のススメは以上です。

今週も皆さん頑張っていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。