vol.95_長期的な視点で経営を考える。【事業】0626

社員数の少ない小さな会社では社長自身も現場に出て作業をしている会社も多いのですが、社内のすべての人が現場のプレイヤーになってしまうと、会社を客観視する人がいなくなってしまいます。

会社を客観視する人がいなくなるとどうなるかというと、社内のアタリマエの基準が低くなっていきます。

アタリマエとは、無意識にとる行動のこと。

これが自分たちの都合の良い方向にどんどん考えることになります。

だから「お客様第一主義」と掲げているものの、実際は「自分たち第一主義」なっていって、最終的には価格競争しかできない組織になっていきます。

客観視するひとつ基準が、人事評価制度になります。

小さな会社の人事評価制度とは「会社の方針に従って頑張っている人を評価する仕組み」です。

ですから、社内にある一定の基準ができる。これだけでも仕事ぶりを客観視することができます。

「頑張ってる人を評価する仕組み」これがない会社は、これから先の採用活動も厳しい状況が待っています。

働く人の気持ちになればわかりますが、頑張りたい人材は、頑張ったことが評価される会社で働きたい

できるだけ楽をしたい人材は、テキトウに仕事をしていればなんとなく評価される会社で働きたい。

 

つまり、そういう仕組みがあるかないかで入社してくる人の質は変わっていきます。

これからはどんなに技術力を持っていても、それ以外の部分の考え方や人間性、素直さに問題がある人は、絶対に採用しません。

ですから採用面接の数は、実際の採用人数の数倍、行うことになります。

今後の生き残りをかけてこれから、もっと社内環境を整えていきます。

 

短期的な即効性ではなくて、中期的な成果は十分に見込めます。

短期的な視点で経営を考えるか、中長期的な視点で経営を考えるか。

中長期的に会社を成長させたいので「頑張ってる人を評価する仕組み」を導入し会社を客観視できるようにしていきます。

 

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長であり、けむやま行政書士事務所の代表行政書士です。