vol.135_オンとオフの緩急をつける。【惰性】1004

連休明けの仕事は、気持ちも身体も仕事モードに切り替わっていないと、うっかりミスをしたり怪我をしたりしますので十分、注意していく必要があります。

 

また、普段から出勤日と休日の緩急をつけるという意味では、休日には、緊急じゃない仕事の電話連絡をしないというのも大切です。

平日の帰宅後もそうです。

仕事の環境整備ができていないと、後から「あっあれも・これも確認しておかないと」というふうに、いつも電話しないと不安になりがちなんです。

仕事が終わって家に帰ったら体と心を休める時間です。

休日も同じです。

 

電話をかける相手の時と場所を考えずに自分の都合で電話をかけていると、狼少年と同じで本当に緊急な事態の時に電話に出なくなってしまいます。

オンとオフの緩急をつけるには、家に仕事を持ち帰ってやったり、出勤したのに職場でボーっとしていてはダメなんです。

仕事も遊びも楽しいではなくて、楽しくすることが長く続くコツです。

昭和の時代は辛い体験の先に楽しいが待っていると教えられた時代でしたが、辛いの先に楽しいがあるは昔の話で、現代ではそれでは長く続きません。

そうではなくて、仕事でもプライベートでも、人生でも何でも、楽しく始めると何でも長くつづくと言うことなんです。

考え方次第で楽しいと思ったり、楽しくないと思ったりするんです。

例えば、ジョギングでもウォーキングでも、走ったり歩いたりするのが辛いとか、面倒臭いと感じながらするのではなくて、自ら楽しくする工夫をする必要があるんです。

楽しくするのは、誰でもない自分自身でするんです。

要はどう考えるかです。

『仕事ができる人の心得』の1004惰性にはこう書いてあります。

「不平不満の人生しか生まれない。」

(CCCメディアハウス 小山昇著『増補改訂版 仕事ができる人の心得』)

仕事もプライベートも自分で楽しくできるように、オンとオフのメリハリをつけるようにしていきましょう。

煙山 光宏

1970年生まれ。
フソウ開発工業株式会社の2代目社長で、
ジッピー行政書士事務所の代表行政書士です。